パル日記

先日避妊手術をしたトイプードルのココアちゃんです(^^)

今日は傷口を縫った糸の抜糸に来てくれました!

やっとカラーが取れますね(*^ω^*)よく頑張りました!

 

さて、今回は避妊手術についてのお話です。よく疑問に思われるところをいくつか挙げていこうと思います。

 

〇そもそも避妊手術ってどんな手術なの?

生殖器である卵巣と子宮を(場合によっては卵巣のみ)お腹の中から取り出す手術です。

 

〇避妊手術はどんなメリットがあるの?

卵巣や子宮の病気の発生を防ぎ、乳腺にできる腫瘍の発生率を低くすることができます。

また、予期せぬ妊娠も事前に防ぐことができます。

 

〇早くした方がいいって聞くけど何がいいの?

乳腺腫瘍の発生率に差が出てきます!

避妊手術をしていないワンちゃんが100%乳腺腫瘍ができるとすると、

1回目の発情前に避妊手術をすることで、その発生率を0.5%にまで下げることが出来るんです!

これが、2回目の発情前だと8%に、2回目の発情後だと26%というように歳を重ねる度に乳腺腫瘍発生のリスクは上がっていってしまうんです。

ネコちゃんの場合も同様で、若いうちに避妊手術をすることで乳腺腫瘍のリスクを少なくすることができます。

 

〇傷口はどれくらいの大きさ?

その子の体の大きさにもよりますが、小型犬や猫で3-6cmほどの傷が1つできます。大型犬の場合には10㎝ほどにもなります。

また、本院ではお腹を開ける手術法ではなく腹腔鏡を用いた避妊手術も可能です。腹腔鏡を使った場合は0.5-1cmほどの傷が縦に3箇所できます。傷がとても小さく、負担が少ない手術ですので、痛みに弱い子や大型犬の子達にとても有効です。

 

〇手術のあとはどうするの?

避妊手術はお腹の中を触る手術になるので、1泊入院したあとにおうちに帰ります。

手術の後は、写真のココアちゃんのようなカラーをつけるか、お洋服を着てもらって傷口を触らないようにしてもらいます(エリザベスウェア)。途中で傷口のチェックに来てもらったりなどありますが、基本的に術後10日程で皮膚を縫った糸の抜糸になります。

 

いくつか説明しましたが、全ては書ききれていないため他にもこれが気になるっ!というお声があると思います。どんな些細なことでも構わないので、相談だけでも是非気軽にご来院ください。一緒に考えていきましょう(^^)

 

次回は男の子の去勢手術についてお話します。

 

最後に、写真にご協力頂いたココアちゃん、ココアちゃんの飼い主さま!ありがとうございました(o^^o)

 

獣医師 池田

看護師の長冨です(。・ω・。)
ずっと寒かったですが、ここ最近お昼の日差しが春っぽいな〜と感じています🌸
早く過ごしやすい季節になってほしいですね!

さてパルでは新たな試みが続々と!
私はフードを担当しているのですが、一月中頃からこんなことを始めました!

避妊去勢手術を受けたわんちゃん、ねこちゃんへフードのプレゼントを行っております!

避妊去勢手術は、望まない妊娠や病気の予防といった意味でも望ましいことではありますが、実は太りやすくなってしまうという注意すべき点もあります。
手術して病気の可能性も減ったし将来安心🎵で今まで通りの生活をしていたら思わぬ落とし穴です…(><)
実際に手術を受けた子達で術後の検診の中で太っちゃったんですーという声はよく耳にします。

パルでは様々なメーカー様から出ている避妊去勢後の維持食を取り扱っております!
その中からロイヤルカナンさんのフードをプレゼントさせて頂いております✨
一緒に術後の過ごし方パンフレットやご飯を準備する時に役立つカップも入っておりますので活用していただけたらと思います。

詳しくはスタッフまでお尋ねください(^-^)
ご飯について詳しくは、また次回ブログかけたらと思います🌱

ながとみ

お雛祭りは先週でしたが、おめかしして病院にいらしてくれたお雛様の画像をぜひ♡

バニラちゃん♡ 十二単♡

ししちゃん♡

どのお着物もキレイで、ハンドメイド大好きな自分としてはついつい縫い目をじーっと見てしまいます<`~´>
ことしはうちの柊が7歳なので、秋までにぜひとも着物を縫ってみようかなあともくろんでいるフルサワでした…

 

フルフル

こんにちわ。お久しぶりです。
先日、自分の飼っている猫が亡くなりました。その折、インターネットでとある動画を見つけて、かなり泣いてしまいました。少し古い動画で猫砂のコマーシャルではありますが、動画にあるように、動物は飼い主さんに向けていつもサインをくれています。そのサインに気づいた時はお早めにご来院ください。自分もそのサインをくみ取れるよう頑張ります。
 
獣医師 二宮
 

おまたせいたしました。

3月の獣医師出勤表を更新しました。

3月獣医師出勤表

3月の獣医師出勤表です。

※3/15・3/22は院内会議のため、3/1・3/8・3/29は半日手術集中日のため、午後休診とさせていただきます。

※クリックすると拡大します。

先月はお休みをいただいて、大阪で開催された獣医がん学会に行ってきました。

今回のメインテーマは脾臓血管肉腫。日常よく遭遇する怖い腫瘍のひとつです。
血管肉腫に関してはいまだに世界中であまり有効な治療がありません。また、ほとんどは発見時にがんが破裂してわんちゃんもぐったりして…というシビアな状態のことが多いのです。
手術を乗り切るための注意するポイント、できるだけいい状態でご家族の側に居れるように術後の抗がん剤で気を付ける事、などが熱く講義されていました。

また血管肉腫の他にも乳腺腫瘍や、新しいがん治療の講演がありました。
山口大学などで実施されている犬の腫瘍溶解ウイルスによるがん治療の紹介と、人間の方で最近使われだした免疫チェックポイント阻害剤についての講演です。

免疫チェックポイント阻害剤はたいへん説明が難しい治療のひとつなのですが、最近新聞の医療コラムに載っていたのでそれで説明します↓

ヒトも含めて動物の体には、がんを攻撃しようとする免疫機構があります。
ところががん細胞にはその免疫力を止める能力があります。チェックポイント阻害剤はその能力をブロックして、患者がもともと持っているがんを攻撃する免疫を取り戻す治療です。
患者本人の免疫能力でがんを治すという画期的な治療法です。
ペットにも使えたらいいのになあ、と思いますが、たいへん高額医療になるのと(年間1300万円ぐらい)と、あと何より自己免疫疾患様の重篤な副作用がまれに発生することがあるという点で、ペットの方ではまだなかなかむずかしいかなあとも思ってしまいました。

最後はスタッフと柊への大阪土産です♡
タコさんはオクトパスなので、受験生の激励としてたくさん駅に売られてました。

フルフル

こんにちは!看護師の若杉です💫
気付けばもう2月も後半、、早いですね(´・Д・)
もうお話を聞かれた方もいらっしゃると思いますが、
今年からパルの健康診断がリニューアルしています!👏
お知らせのハガキも新しくなって
完成しました!\( ´ω` )/
今回の健康診断は4つのコースに分かれています。
簡単にご紹介🍀
◎Aコース 
・身体検査、簡単な血液検査を行います。
◎Bコース
・身体検査、Aコースより詳しい血液検査、レントゲン検査を行います。
◎Cコース
・身体検査、血液検査(甲状腺の検査も追加になります)、
レントゲン検査、超音波検査、心電図、血圧測定を行います。
◎Dコース・CコースにプラスでCT検査を行います。※A、Bコースは即日対応可能ですが、
  C、Dコースは予約・お預かりが必要になります。
お手軽に済ませたい!という方は
A.Bコースがオススメです🌟
お気軽にスタッフまでご相談くださいね🙆‍♀️
 
若杉

2月に入ってすっかり寒くなり、雪も積もっているところをちらほら見かけるようになりました。寒いのが苦手で福岡の気温にまだまだ慣れていません。~_~;

 

今日は、大腿部にできた線維肉腫摘出のために断脚手術を行い、その後の抗がん療法を頑張っている7歳のメインクーンの猫ちゃんです。 この猫ちゃんは、大腿部の尾側に大きな腫瘤が認められ、外科的摘出のためにCT検査を行ったところ、こんなに大きくなっていました。

診察に来られた際に細胞の針生検を行っており、この際に間葉系細胞が採取され、軟部組織肉腫が疑われていました。猫の軟部組織肉腫は、特に線維肉腫と呼ばれる悪性腫瘍の発生率が高く、治療がとても難しい腫瘍の中のひとつです。

腫瘍の部分だけを切除しても再発率がとても高く、再手術となるとさらに難易度が上がるため、1度目の手術で腫瘍の周囲を幅広く切除しなければなりません。上のCT画像を見てわかる通り、腫瘍周囲の切除は困難ということで、断脚手術を実施しました。

手術直後の様子と術後54日目の様子です。

しっかり毛も生えて術創も分からないぐらいです。実はこの猫ちゃん、CT検査時に肺への転移も認められていましたが、QOL(生活の質)の改善目的で断脚手術を実施しました。

現在は、肺への転移病巣に対しての抗がん療法も実施しており、次回が第2回目の予定です。線維肉腫は抗がん剤も効きにくいですが、少しでも何かできる手立てがないかということでドキソルビシンという抗がん剤を用いて、抗がん療法を頑張っています。現在のところ副作用も認められておらず、元気に日々を過ごしています。少しでも元気な姿で長生きできるようにサポートしていきたいと思っています。

獣医師 大塚

 

 

ネットニュースで流れていたのでご覧になった方も多いと思いますが、アメリカの予防管理医療センター(CDC)が、牛や犬猫の眼に寄生する虫が、人間の眼にも感染した、という報告をしていました(ToT)

実は日本にも似たような寄生虫、東洋眼虫が生息していて、夏場にはよくワンちゃんの眼の中でウヨウヨしていたのを除去した経験があります。でもこれらの寄生虫はフィラリアの予防薬を飲んでいる子なら、フィラリアと一緒に駆除されていますのでご安心ください♡
どちらかといえば、フィラリアの予防薬飲んでない人間の方が注意しないといけないのかも(ToT)

余談ですが、アメリカでこの寄生虫を媒介するハエはムスカ(Musca autamunalis)という名前だそうです。悪役にピッタリですね(;一_一)

フルフル