パル日記

2月に入ってすっかり寒くなり、雪も積もっているところをちらほら見かけるようになりました。寒いのが苦手で福岡の気温にまだまだ慣れていません。~_~;

 

今日は、大腿部にできた線維肉腫摘出のために断脚手術を行い、その後の抗がん療法を頑張っている7歳のメインクーンの猫ちゃんです。 この猫ちゃんは、大腿部の尾側に大きな腫瘤が認められ、外科的摘出のためにCT検査を行ったところ、こんなに大きくなっていました。

診察に来られた際に細胞の針生検を行っており、この際に間葉系細胞が採取され、軟部組織肉腫が疑われていました。猫の軟部組織肉腫は、特に線維肉腫と呼ばれる悪性腫瘍の発生率が高く、治療がとても難しい腫瘍の中のひとつです。

腫瘍の部分だけを切除しても再発率がとても高く、再手術となるとさらに難易度が上がるため、1度目の手術で腫瘍の周囲を幅広く切除しなければなりません。上のCT画像を見てわかる通り、腫瘍周囲の切除は困難ということで、断脚手術を実施しました。

手術直後の様子と術後54日目の様子です。

しっかり毛も生えて術創も分からないぐらいです。実はこの猫ちゃん、CT検査時に肺への転移も認められていましたが、QOL(生活の質)の改善目的で断脚手術を実施しました。

現在は、肺への転移病巣に対しての抗がん療法も実施しており、次回が第2回目の予定です。線維肉腫は抗がん剤も効きにくいですが、少しでも何かできる手立てがないかということでドキソルビシンという抗がん剤を用いて、抗がん療法を頑張っています。現在のところ副作用も認められておらず、元気に日々を過ごしています。少しでも元気な姿で長生きできるようにサポートしていきたいと思っています。

獣医師 大塚

 

 

ネットニュースで流れていたのでご覧になった方も多いと思いますが、アメリカの予防管理医療センター(CDC)が、牛や犬猫の眼に寄生する虫が、人間の眼にも感染した、という報告をしていました(ToT)

実は日本にも似たような寄生虫、東洋眼虫が生息していて、夏場にはよくワンちゃんの眼の中でウヨウヨしていたのを除去した経験があります。でもこれらの寄生虫はフィラリアの予防薬を飲んでいる子なら、フィラリアと一緒に駆除されていますのでご安心ください♡
どちらかといえば、フィラリアの予防薬飲んでない人間の方が注意しないといけないのかも(ToT)

余談ですが、アメリカでこの寄生虫を媒介するハエはムスカ(Musca autamunalis)という名前だそうです。悪役にピッタリですね(;一_一)

フルフル

こんにちは!ここ数日また一段と寒いですね・・・!

雪で道路が凍結していたり、地域によっては通行止めもあったようです。
事故や怪我には充分お気をつけくださいね・・・!

今回は少し早いですが、姫ちゃんから院長へバレンタインのチョコレートをいただきましたー!
姫ちゃん、ありがとうございます~!(ノ*^∇^*)ノ~♥

見て下さい、この可愛らしいチョコレート!私も初めて見ました。
わんちゃんへの愛が溢れているチョコレートですよね!

個人的にはハスキーとパグがツボでした(笑´∀`)
姫ちゃんの飼い主様は柴に一目惚れだったそうですよ♪

食べるのがもったいないですね(´・ω・`)

とっても美味しいチョコレートですが、わんちゃんに与えてはダメですよ。
手の届かない場所に保管するようにして下さいね。

姫ちゃん、姫ちゃんの飼い主様、ありがとうございました!

アッキー

こんにちは。
最近、大型犬と触れ合う機会が多くて頬ユルユルで幸せな片岡です!
診察時には、ぜひお声かけください(笑)
 
先日、パルスタッフのイヌ達に歯磨きガムをあげてみました!
このガムはソフトキャンディのような柔らかさで噛むことで歯垢・歯石の沈着を抑えてくれます。
噛んでいる時間が長ければ長いほど良くて、しっかり噛んでガムに歯が刺さることで効果があります。
即座に噛んで飲み込んでしまう子は写真の様に手で持って
噛ませてあげるといいですよ!
りょう君は上手に食べています。
 
シロくんは自分のお部屋に持って帰ってゆっくり食べたいようでした(´∀`)
 
みんなそれぞれの楽しみ方があるようです!
食べた後はバニラのいい香りがしてました(笑)
歯磨きガムに関して気になることがありましたらスタッフにお尋ねください!
 
片岡でした。
こんにちは!
最近、愛犬2頭の皮膚状態が良くなく悩んでるハマーです(´Д` )
乾燥に弱いのか、暖房がダメなのか…。
難しいですね…!
 
 
さて、今回は先月から新しく始まったキャンペーンの紹介です!
ご自宅でペットさんたちとちゅーをする飼い主様、多いと思います( ^ω^ )
もちろん私もしております♥
そんな時、お口のニオイが気になることありませんか?
そのニオイは歯の汚れや細菌などからきているニオイなんです(T ^ T)
汚れをそのままにしておくと、歯肉炎になったり膿が溜まってしまったり、最悪の場合感染症などに発展し亡くなってしまうこともあります…!?
 
『でも、どのくらい歯が汚くなってるのか自分ではわからない』
『歯磨きのいい方法がわからない』
『口を触らせてくれないけど、ケアはしてあげたい』
などなど多くのお問い合わせに応えるべく、パルでは今回のキャンペーンを開始しました‼︎

その名も…デンタルキャンペーンです( ´ ▽ ` )ノ

診察時に言っていただける、即日対応のキャンペーンです‼︎
先生に特殊なライトや検査紙で、歯垢の付き具合・歯肉炎の有無・その他異常がないか調べてもらえます!
そして、今なら特典として…
①歯磨きの方法やケアセットが入ったプレゼント
②今後スケーリング(全身麻酔での歯石除去)を受ける際に使用できる10%offチケット
 
③お家で読み返せるイラスト付きの診断書
3点が会計の際にもらえます☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
 

※お口を触るのを極端に嫌がる子は検査対応が難しい場合があります。

 
この機会にお口の中をチェック★
そして綺麗にしていきましょう‼︎( ^ω^ )
 
 
では、ハマーでした@ ‘ェ’ @

いつも待ち時間が長くて申し訳ありません。
待合で本を読まれるのを楽しみにされている方、週ニャン大衆、フェリシモ猫部、動物写真家 岩合光昭氏の画像が載っている猫と幸せに暮らす本、そして絵本 わたしのげぼく を持ってきました♡ ぜひ読まれてください♡

フェリシモ猫部は通販のフェリシモの猫グッズだけのカタログです。20年以上フェリシモ通販しているフルサワもよく猫部グッズ買ってます。肉球付きソックスいいですよ。冬暖かくて♡
ちなみに わたしのげぼくはマジ泣きます(ToT)できるだけ人目に付かない場所か、帰る直前に読むことをおすすめします…

当院でできること「内視鏡検査」を更新させて頂きました。

おまたせいたしました。

2月の獣医師出勤表を更新しました。

2月獣医師出勤表

 

2月の獣医師出勤表です。

※2/1・2/15は院内会議のため、2/8・2/22は半日手術集中日のため、午後休診とさせていただきます。

※クリックすると拡大します。

※2/23 飯塚出勤 院長先生が急遽お休みのため二宮先生に変更になります。

※2/26 院長先生が急遽お休みになりました。

急なお知らせになってしまい、申し訳ありません。

 

インフルエンザ大流行ですが皆さんはお元気にされてますか?
フルサワはインフルは感染しなかったですが久しぶりに風邪が長引いてぜんそく気味です(>_<)仕事には差し支えないのでご安心されてください。

今日は新年早々研修に行ってきたSUBシステムのお話です。
SUBは8~9年ほど前から実用化されている、尿管閉塞を起こした犬猫のための人工尿管です。結石が詰まってにっちもさっちもいかなくなった尿管のかわりに腎臓と膀胱を結ぶバイパスシステムです。画像でいうと以下のような感じ↓↓ 

以前から猫ちゃんの尿管結石には①尿管切開結石摘出して縫合②尿管内部設置型ステントが取り入れられていたのですが、尿管の再狭窄・閉塞が多く再発が問題になるなど欠点があり、それらの欠点をなくす為に開発されてきたのがSUBシステムです。

ただし使用するカテーテルの正しい取り扱い、腎臓や膀胱への接続などでものすごく細かい注意事項が多々あり(注意事項守らないと失敗する可能性が高くなる(>_<))開発者のDr.Chick Weisse & Allysonからも『正しく研修受けてからopeしてね!!(ToT)』
とのリクエストもあって日本では今までに計7回、約140人の獣医師が研修を受けている状態です。

今回の研修は1月7日に日本大学で浅野教授指導で行われました。

浅野教授は巨大な熊さんのような愛くるしい見た目をされてますが、ものすごく外科が上手な凄腕獣医師です。がん学会にも毎回いらして講演もされてますので、過去のブログでも紹介させていただいたことがあるかと思われます(^。^)y-.。o○
明けましておめでとうございますのあいさつから始まった講義の後、午後はみっちり実習です。

参加されている獣医さんと二人一組ペアで術者、助手の実習をします。
SUBシステムは助手も細かい気の利いたアシストが必要なので、術者だけでなく助手のトレーニングも必要なのです<`~´>

今回の実習参加者での記念撮影です(^.^)/


余談ですが、私が獣医師になった21年前には、猫ちゃんやわんちゃんの尿路結石は処方食で溶ける石『ストラバイト』がほとんどでした。現在では溶けない石『シュウ酸カルシウム』の発症が多くなり、猫ちゃんわんちゃんを苦しめる原因になっています。アメリカの結石分析センター調べではアメリカの猫ちゃんの結石は1993~1999年頃にシュウ酸カルシウム結石がストラバイトを上回ったと報告されています。
結石ができるのは体質や飲水量も大きく関係しますが、シュウ酸カルシウム結石に関していえば、『下部尿路疾患対応!』とか『尿路結石に配慮した!』と書かれている市販の安価なドライフード(一般食)はほとんどストラバイト対策しかされていないので、それが原因で逆にシュウ酸カルシウム結石が増加したのではないか?とも推察している獣医師は多いのです。
ネットのキャットフード食べ比べサイトなどでも、素人判断で処方食を選ぶと悪化させたり治療を長引かせることもあるよと注意されてますのでくれぐれもご注意ください(>_<)  

フルフル