パル日記

2015.12.02

CT検査の無麻酔撮影で自作の固定具を使用してみた

こんにちは。大浦です
前回、実家で父と作製したCT固定具を実際に使用した写真です。
当院の獣医師:古沢先生の愛犬【柊ちゃん】(ペキニーズ)に協力して頂きました。
なんだか柊ちゃん不安そうですが、頑張ってくれました。
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四肢がしっかり出ていることを確認できる四方の穴もバッチリ機能しています。
頭部や背側には柔らかい毛布などを使用しています。
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CT撮影時には別室で中の様子を確認しています。
別室でも声は届くようになっているので声をかけながら撮影が終了するまで
柊ちゃん、じっと我慢してくれてます。
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柊ちゃん以外にも数症例でこの固定具は活用できました。
この固定具に合わない体格の子や態勢の時は毛布やタオルを使用しCT撮影を行っています。
CT部ではCT撮影前に獣医師と看護師で症例について話し合いを行います。
疾患、撮影目的、撮影方法、造影の有無、撮影ポジショニング、麻酔の有無、その他必要に応じて考えられる追加検査の内容、手順、注意事項など携わるスタッフが連携を取りスムーズに検査が終了するよう事前に計画して臨んでいます。
どこかでその一連の様子をアップできるといいですね。