2013.09.30
皆さんこんにちは!獣医師の宮本です。
今回は、子犬や子猫の成長についてコメントしたいと思います。
ワンちゃんやネコちゃん達は、人間の約4倍のスピードで年をとると言われています。
しかし、特に小さい頃は成長がすごく早く、1ヶ月で約 2年歳をとります(あっという間に大きくなりますよね!)。
こ こで、ひとつ気を付けておかないといけないのが、骨格系の病気です。
先ほど小さいときの成長スピードについて書きましたが、どんどん大きくなっていくの で、時々、問題が発生
する子達がいます(原因は犬種などです)。例えば、小型のチワワちゃんやトイプードルちゃんなどでは、
膝のお皿が生まれつきゆるい子がいます。特に程度がひどい子達は、成長とともに骨が曲がって育って
しまい、歩けなくなってしまうような子も出てきます。
下の子も生後90日で来られたのですが、膝のお皿がゆるかったため、こまめな検診(1週間単位)をおすすめ
しました。
外見上、特に異常はありませんが、このくらいの子達でも触診でわかります。
病気が発覚した場合、何かしらの対応が可能なので、ぜひぜひ皆さん、新しい子がおうちに来たら、
遠慮なく“健康診断”にこられてください
朝、夕が随分涼しくなりましたね。今まで、足を広げて寝ていたうちの猫たちの寝るスタイルも変わってきました。
今朝はたたんであった洗濯物の上で香箱になって気持ちよさそうに寝ていました。不覚・・・。
宮本
2013.09.29
2013.09.29
2013.09.29
こんにちは! 大浦です
もう9月も終わりですね…。あと3か月も経てば年越しです
何とも月日が経つのは早い
私は今年の9月で26歳になるのですが、先日研修で来ていた中学生に
『何歳に見えますか?』っと質問をしたら
『う~ん………3……3じゅう…39歳?』っと言われ撃沈しました
そんな歳に見えるのだろうか…。
あっ!すみません。随分それた話をしてしまいました。
今日はシェパードのナイト君に登場してもらいます
ナイト君はまだ育ちざかりの男の子!
ぐんぐん体格ががっちりしてきました。(大浦も負けてられませんね)
先日、股関節の検診とアレルギー検査ご希望で来院されました。
これから訓練に出るらしく、飼い主様と数か月離れ離れになるそうなのです。
飼主さん、寂しいでしょうね
パルのスタッフも寂しいです
訓練にでる必要があるのかと思うくらい、病院内ではお利口さんなんですよ。
でも、飼い主さんはナイト君がお散歩の時に引っ張るので股関節に負担がかからなように
訓練で改善したいっとおっしゃってました。
ナイト君の事よく考えていらっしゃいますね
今日は来院の混み合いも無かったのでナイト君ソファにちょこんと座ってみました。
記念の一枚ですね
ナイト君、訓練頑張ってくださいね!! 大浦でした
2013.09.29
こんにちは!獣医師の宮本です。
今回は、当院で行なっている検査セットの、“わんわんドック”について紹介したいと思います。
ワンちゃんたちは7歳を越えてくると、いわゆる老齢期に入ってきます。このくらいになると、
いろいろな病気の発生率が高くなりますので、私たちは、フィラリア検査の時に一緒に血液検査を
おすすめしています。元気な子達はこの検査だけをおすすめしておりますが、なんとなく調子が悪い子や
オーナーさんがより詳しい検査を希望されるときなどは“わんわんドック”をおすすめしています。
内容としては、、、
身体検査(爪切りや耳掃除等も含みます)
血液検査(全血球計算、血液生化学、電解質)
レントゲン検査(胸部、腹部)
エコー検査(心臓、腹部)
血圧測定
心電図検査 です。(お値段は21,000円です!)
基本的には、一日かけての検査になりますので、朝お預かりして、夕方お返しする形で行なっています。
検査の結果は全部院内検査となりますので、その日にお話が出来ます。
つい先日、少し調子が悪いということで、わんわんドックをすることになった子がいました。
すると、、、レントゲン検査で、お腹の中に大きなしこりが見つかりました。
そのあと、エコー検査でしこりは脾臓のものと分かり、総合的な判断の元、手術で摘出することと
なりました。
結局、病理検査にて、脾臓では珍しい“形質細胞腫”と診断されました。おそらく腫瘍の影響か、
目が見えなくなってしまいましたが、今は抗癌剤を飲んで治療を行なっています。
これからも頑張っていこうね!
こ のように、何か見つかる時もありますが、逆に、わんわんドックをしても、“これ”といった病気が
見つからないこともありますので、注意が必要ではあります。しかし、そのまた逆に、心臓やその他
内臓などに大きな異常が見られなかったことになるので、安心も出来るのではないかなぁと思います。
気になる方は是非気軽に聞いてみてください!
宮本
2013.09.28
こんにちはワタナベです。ジョンです。
今回はspay(避妊)の助手をするためにopeの術式を勉強しました。
こんな感じで…
古沢先生に教えてもらいながら2時間くらい勉強しました。
難しかったですが何とか理解できたとおもいます
opeに入るには術式を覚えるだけでなく手の洗い方消毒の仕方などまだたくさんのことがあります。
お腹を開けたりするので特に汚染に気をつけながらopeを進めなければなりません!!
常に気を張って集中しなければとんでもないミスをしてしまうのでopeはすごくたいへんです
この大変なopeに入るために日々勉強に励んでより多くのopeに入れるようにがんばりたいです
では、この辺でワタナベでしたジョンでした。
2013.09.28
2013.09.27
こんにちは!最近朝が寒すぎて
寝起きからがたがた震えている日高です(´;ω;`)
寒いのがとても苦手なのです…。
今からの季節辛いですが気合いで乗り切ります!
先日パルのわんちゃん、
ゴールデンレトリバーのキララのブラッシングを
行いました(*´ω`*)あまり時間がとれなかったため、
毛玉が所々に出来てしまっていました(´;ω;`)
きれいに毛玉をとってブラッシングしてあげました
キララ嬉しそう暴れていますね
(笑)
これからは定期的に行っていこうと思いました(>_<)
私の愛犬チェリーちゃんは、ブラッシングが
大好きでいつもお利口にじっとしてくれます(*´ω`*)
↓いつも気持ち良さそうな顔をしてます
ブラッシングはわんちゃんとのスキンシップにも
なりますし、病気の早期発見にもつながりますので
みなさんもお時間がある時にしてあげて下さいね

2013.09.27
当院で呼吸器の治療の手助けをしてくれている機器の1つを紹介します。
スパンカーという治療目的の人工呼吸器です。0.何秒というスピードで
気流が高頻度に肺胞、気道内を還流させる装置です。
・・・といってもわかりづらいですよね。
生体が呼吸するのを邪魔せずに肺の末端まで気流を行きわたらせ、
気道内のタンの排泄を手伝ってくれます。これにより呼吸困難な肺を
呼吸させやすくしてくれたり、気化した薬剤をすみずみまで行きわたらせてくれます。
例えば、下の写真は肺のモデルです。先端の風船が肺胞という
気道の最深部です。
肺胞が潰れていると呼吸ができません。 このようにふくらませる効果があります
気道内での断続的なジェット気流による去痰と還流のシステム
このスパンカーのおかげで助かった命や呼吸器の病気で早期の解決に導けたことも多いです。
まだまだ当院で活躍していきます。
二宮
2013.09.25