パル日記(月別一覧)

5/26は院内会議のため午後12時以降は休診とさせて頂きます。

 

今日は先月に引き続き、奈良動物二次診療クリニックの米地先生が来て下さって院内でCTオペレーター養成講座を開催しました。

今回は胸部の撮影・読影についてです{#emotions_dlg.098}
がんの診断、治療をする際には、がんの肺転移があるかどうか判定するのはとても大事なことになります。

人間でも同じかと思われますが、CTだと通常のレントゲン撮影で検出されないようなちいさな肺転移までも確認することができます。
(もちろん、細胞レベルの、それこそ顕微鏡を使わないと見えないような肺転移の検出はできません)

5.14

この院内セミナーの後、公休日だった自分は帰りがてら、手術で摘出した腫瘍検体を検査センターに届けに行ってきた(ご近所です)のですが、寄ったついでに病理の先生といろいろおしゃべりしてて、
『米地先生のセミナーすごくわかりやすくていいですよ。いままで聞いてきたCTセミナーなんだったんだろう….』
と、自慢していたら、病理の先生に
『どういう風にいいの?』
と聞かれました。

そういえば何でわかりやすいのかなと自分なりに考えた結果、おそらく
①先生の話がおもしろい
②患者のわんちゃん、猫ちゃんと飼い主さんにとって、いちばんベストと思われる治療法を選択するためのCT検査という考え方
③そのために最適なCTを撮るためにはどうすればいいか?正しく診断するために必要な知識、ポイントを教えていただける
というとこなのではないでしょうか。

5.14の2

フルフル

過去に開催したパルリンピックの様子をお伝えさせていただきます~!
皆様とても楽しんでいただけたようでスタッフも大満足な一日でした。また開催したいと考えていますのでその時はぜひご参加くださいヽ(*´∀`)ノ

DSC_0194

 

椅子取りゲームや一風変わったリレーなど様々な種目で競技しました。

自己紹介と各チーム円陣が終了していよいよ競技に移ります!
ちょっと変わった椅子取り&犬取りゲームです。

なんと!取った椅子に貼ってある名前のワンちゃんと一緒に座らなければいけないのです!
かなり盛り上がって、準備運動にぴったりの競技でした。

DSC_0237

 

2015.05.07

サマーカット

パルの初夏の風物詩、リリーばあちゃんのサマーカットです{#emotions_dlg.112}

リリーさんはもともと保護犬なのですが、嫌なことをすると咬む子なのでトリミングには出さずにパルスタッフで毛刈りしてます。毎年このちょっと日差しがまぶしくなる時期にしていますが、今年はついでにフィラリアと血液検査、心臓と腹部臓器のエコー検査もしてました。
ちょこっと胆のうが気になりますが、リリーちゃん、12歳の割には健康な方と言えるでしょう。
それよりも体重が20kgに肥えてしまっている方が気になります{#emotions_dlg.114}
年寄りだからと甘やかしすぎてました。明日からダイエットさせねば…..

毛刈り前のリリーさんです。

りりー5

羊の毛を刈るようにガンガン刈っていきます。

りりー4

尻尾は丸くポンポンにするのがポリシーです。

りりー3

顔、手足の先、尾の先を残してすべて刈り上げます。
いかにも素人仕事。見事なとら刈りデス{#emotions_dlg.118}
すでにお分かりかと思いますが、刈ったのはフルサワです。

りりー2

そして後にはうずたかく毛の山が…..

りりー

ちなみに自分の犬は4月の忙しい時期は全くかまってやれず、こんなミノムシのような有様になっていました…..

しゅう2

今まで柊は美容室に行ったことがなかったのですが、ここまでぼさぼさになったら素人では無理だろーというわけで思い切って知り合いのとこにトリミングに出してみました。
そしたら…..サラサラ、ふわふわになって帰ってきました! やっぱりプロがすると違いますね…..

しゅう

フルフル

2015.05.05

胆のう結石

予告宣告どうり、胆のう手術の報告です{#emotions_dlg.099}

以前、胆のうや肝臓の手術をよくされる岡山の小出先生が、
『胆のうの手術は患者さんひとりひとり全部違うよ。大変だよ』
とおっしゃってましたが、そのお言葉どうり、今回4月はじめに立て続けに手術になった5頭も、みんながみんな全く違う病態でした。

その小出先生が、獣医師会雑誌に『胆石を認め胆のう切除術を実施した犬50症例における臨床検査所見と手術成績』という論文を掲載されてました。
その論文の中で、総胆管内の胆石の数や位置把握に役に立っていたのがCTです。
レントゲンやエコーだけではいまいち胆石がどこに詰まってるのか完璧には把握できないな~と常々思っていたので、今回の子たちはみんなCT撮らせていただきました。CT撮るとびっくりするほど胆石や総胆管の走行が鮮明になります{#emotions_dlg.116}

そして今回紹介させていただくのは、私が主治医で治療しているふたりの患者さんです。
偶然にもふたりともミニチュアダックスちゃん。
ダックスはここ数十年でとても人気が出て飼われている方の多い犬種ですが、その子たちがだんだんシニアになってきて人間と同じように中高年の病気が出るステージになりつつあるようです{#emotions_dlg.112}

この子はそらちゃん。
定期健診で、胆泥症だったのが急に砂状の細かい胆石ができているのが見つかって、飼い主さんと話し合いの末、ひどくなる前に胆のう切除しよう!ということになりました。

術前のレントゲンでも胆石が確認できたので、総胆管に胆石が落ちて詰まってなきゃいいけど…..と心配しながらCT撮ってもらうと、胆石はまだ胆嚢頚部にあります!これは手術が楽です!!
総 胆管に結石が詰まって取れない場合は、十二指腸を開いて総胆管開口部から胆嚢に向けて生理的食塩水で優しく洗い流してあげたり、総胆管を結石が詰まってい るところで切り広げて結石を摘出したり、最悪十二指腸と胆のうをつなげるバイパスを人工的に作ってあげないといけなくなることがあります。
後者の術式になればなるほど難しく、かつ、術後も命の危険が高くなると思ってください。

堪能1

分かりにくいと思いますので、解説付きで同じ画像をもう一枚
赤い点線で囲まれたナスっぽいのが胆のうで、黄色矢印の先の白く輝いているのが砂状胆石です

堪能2

別の画面で見るとこう

堪能3

予想どうり手術は楽でした{#emotions_dlg.098}
※血が苦手な方は手術画像をクリックしないでね。画面が大きくなります。
薄青のようなグレーのような袋が胆のうです

堪能4

他の臓器や肝臓との癒着が少ない子は、胆のう漿膜面を薄皮一枚剥いでいくようにして肝臓から分離していきます。マイクロピンセットや直角鉗子、そして滅菌綿棒などを使って、くるっとビワの皮よりもやや薄いくらいでむいていきます。

堪能5

胆のう頚部近くまでむくとこんな感じ

堪能6

あとは定法どうり胆のう摘出して、肝生検して終わり
胆のうの中にあった砂状の胆石はこんな感じです。幸い細菌感染しておらず、術後の回復もたいへんすばやくて一安心です

堪能7

そしてもうひとりの子はちゅうたちゃん。
もともと胆石があるのがわかってて経過観察していたのですが、ある日急にひどい下痢と元気の低下が。
胃拡張もあり、最初は胃内異物を疑いましたが確定診断には至らず、あと胃内異物ではありえない炎症の数値がどんどん上昇していったため、責任病変は胆石か胆のう炎ではないかと疑って手術させていただきました。

堪能8

解説を付けると、黄色の矢印の先、白く輝いているのが胆石です。

堪能9

大きいのが一つと、小さい砂状のが(この先にも)無数にあります。でも、総胆管には詰まってないようなので良かったです!

実はCT撮ってもらった時点で胃内異物は無かろう、という診断をもらえたので、じゃあ悪いのは胆石だろう!と張り切って胆のう摘出してます。
幸い癒着もほとんどなく、症状がひどかった割には手術は楽に終わりました。

そしてとれた胆石がコレ 大きさがわかりやすいように10円玉の上に乗せてみました。

堪能10

そして胆汁の細菌培養検査で大腸菌の感染が明らかになりました!
急な下痢と元気の低下は、この急性細菌性胆嚢炎からだったのでしょう。
普段、胆のうの中には菌はいませんから、胆石ができて感染しやすくなっていたのでしょう。
石を取り除かないと、また感染してしまいますので手術してよかった…..

ちゅうたちゃんは胆のうの中にいた菌にあった抗生剤を投与して順調に回復することができました。

ちなみに4月に手術になった他の3頭のうち2頭の方が病態も術式もとてもとてもたいへんな手術でした(>_<)
今回は幸いみんな元気に退院していただくことができましたが、胆嚢の病気はこじれるとたいへん厄介です。しかも、こじれるまでほぼ無症状というこれまた見つけにく疾患でもあります。

早い方では3歳ぐらいから、ほとんどは7歳ぐらいから胆泥が貯まり始めることが多いので、健康診断か何かのついでにお腹のエコー診てもらうことをおススメします。
ちなみに、フルサワにもポリープか結石かよくわからないものが胆嚢の中にひとつあります{#emotions_dlg.109}
『これ、結石ってしっかり分かるようになったら、すぐ手術してね♥』と毎年健康診断で言われ続けています…..今のところポリープのようですが…..

フルフル

2015.05.05

最高~!

こんにちは!どんどん気候が夏に近付いていますね。
とはいえまだまだ夜は肌寒い日もありますので皆様、体調には充分お気を付けください!

今回は先日導入された椅子の紹介です。
一人でゆっくりと座れるものなので今まで以上に快適な時間をお過ごしいただけるかと思われます(*´∀`)
ナイトくん
ナイトくん

新しい椅子にご満悦のナイトくんでした!
ぜひこの座り心地を体験してみてくださいね~ヽ(・∀・)ノ

                                 アッキー

真面目な産婦人科医マンガ『コウノトリ』です。 結構面白いです。角を柊がかじってて読みにくい巻がありますが、気にしないでください。

 

ぶろぐ

そしてこちらはぜんぜん真面目じゃない『ガンダム系の人々』
最初のガンダムのどストライク世代の自分としては、かなり笑えました。

ぶろぐ2

いつも待ち時間が長くて申し訳ありません{#emotions_dlg.113}

フルフル

月別アーカイブ