2015.08.31
こんにちは!いよいよ夏も終盤ですね~
先日の台風、まさか直撃するとは思わなかったです(´▽`;)
いつも外れたり消えたりしているのに今回は直撃でしたね・・・皆様、被害は大丈夫でしたか?
そしてこんなじめじめした季節、トラブルを抱えやすいのがお耳。
過去のパル日記でもお耳のお話はでてきたと思いますが、日々の診察の中で多い疾患と言えます。
特に垂れ耳の子は耳をめくってみないとなかなか気付くことができません。
人間のように耳道が真っ直ぐではないため、一度悪くなるとちょっと厄介です。
お耳の中はとてもデリケートなので、キレイにしようとごしごしと擦って掃除をしてしまうと、それが刺激になって悪化させてしまうこともあります。お家ではコットンやガーゼを軽く濡らして指に巻き、指が入る範囲だけの汚れを優しく拭き取ってあげるだけで充分です。茶色い耳垢が大量に出たり、お耳の内側が真っ赤になっているときは早めに病院にいらしてくださいね(o^^o)♪
病院では綿棒では届かないお耳の奥まで掃除します。
綿棒が届かないところをどうやって?
そのための第4診察室なんです!(≧∇≦)/
右にあるのが耳鼻科によくある耳科ユニットです。
お耳の中を洗浄したり、お薬を奥まで塗布することができる優れものなんですよ~!
今回はまろんちゃんにご協力いただき、お掃除の様子をお届けします。
まずはお耳の状態を知るために検耳鏡で直接覗きます。
第4診察室(通称4診)では飼い主様も一緒にお耳の中を見ることができるんですよ~!
診察はこのようなスタイルで行うことが多いです。
そしてこれがお耳の中。
先生の左側にあるモニターにワンちゃんのお耳の中が映し出されるんです。
わぉ
しっかり汚れてますね
どうやってお掃除するのでしょうか!?
次回はいよいよ耳科ユニットの登場です・・・!
お楽しみに!
アッキー
2015.08.30
8月の23日の日曜日は、前田先生にお留守番をお願いして、獣医師会の症例検討会に行ってきました。
(ご来院された患者さん、獣医師ひとりの診察になってしまい、ご迷惑をおかけしました(>_<)
症例検討会はふだんあまり見ることのない、他の動物病院の先生方の症例を垣間見ることができる貴重な機会です。いろいろ勉強になります!
それではうちの先生たちの発表です。
トップバッターは宮本先生。
『TNS(捕捉好中球症候群)のボーダーコリーの1例』です。
この患者さんで日本で5例目という大変レアな遺伝性疾患です。
詳しい病態は宮本先生がブログに書かれていましたのでどうぞそちらを読まれてください。
日本のボーダーコリーたちの10%の子がこの遺伝子を持っているといわれてます(海外でも同じくらい)
劣性遺伝(高校の生物の授業を思い出してください)ですので、お父さん犬とお母さん犬両方から一度にこの遺伝子をもらわない限りは発症しませんが、今後の発症を減らすためにも善意あるブリーダーさんの努力が望まれます。
お昼休憩をはさんで、次は柏原先生
『無麻酔CT検査における臨床現場での有用性の検討』
体調が悪くて麻酔リスクの高い子や、高齢で麻酔はちょっと…..悩む子たちのためのCT撮影法検討です。
もちろん、麻酔をかけて撮影した方がキレイな画像が撮れるのですが、上記のような場合、麻酔なしでやってみよう!とチャレンジしてみた結果です。
大事なのは患者さんの見極め。
撮影中に激しく動いてしまうと画像がブレて診断できなくなりますので、女子の看護師さんがひとりで抱っこした状態で大人しく診察させてくれるようなワンちゃん、猫ちゃんが向いています。
後半の整形外科の部門で二宮先生の発表です。
『椎間板ヘルニアに対するミニマムヘミラミネクトミー』
脊椎に最小限の負担しかかけずに行う術式です。
この術式だと、術後の脊椎が以前の術式よりも安定しているので早期にリハビリを開始できるという利点があります。
術後の皮膚の傷はみな同じように見えますが、その下の見えないところで患者さんを少しでも早く治すための努力が行われているのです。
フルサワは軟部外科だったせいか最後の方でした(;一_一)
『雄猫の尿道再建』
最近ブログで紹介させていただいた尿道皮膚ろうや会陰尿道ろう、他です。
尿道が詰まってしまってにっちもさっちもいかなくなってもなんとかします!という発表でした
(^。^)y-.。o○
フルフル
2015.08.30
2015.08.30
こんにちは!
昼間の日差しで目がうまく開けられない
今日この頃、、
そんなこの時期に
ピッタリの子が来院してくれました!
スーパーサマーカットのクロちゃんです
涼しそうですね〜
サマーカット後のワンちゃんを
なでたときの手触り
気持ちいいですよね笑
以上、若杉でした( ´ ▽ ` )ノ
2015.08.29
こんにちは〜河野です。
今日はエンジェルちゃんが来院されてたので、ご紹介させて下さい。
こんなに可愛い カットもあるのですネ〜
チョッパーちゃんて呼ぶと病院で緊張もあるのか 待合室の椅子の上に・・・
とてもお茶目なチョッパーちゃんデス。
お母様も快く写真を撮らせて頂き ありがとうございます(^○^)
私の所も、今度トリミングに行ったらお願いしてみよ〜
2015.08.28
前回は尿道皮膚ろうの患者さんでしたが、今回は会陰尿道ろうの患者さんです。
左が手術前、右が手術後です。
どこもかわっとらんやんけ!
とつっこまれそうですが、よ~くみると尿道に留置しているカテーテルが普通の雄猫に使う4Frではなく、もっとぶっとい7Frです。ここまで尿道を拡げることができます。ちなみに、7Frはラブラドールの男の子の尿道に使うくらいの太さです。
どんなに治療がんばっても結石が出来続ける子には、膀胱結石や砂を排泄するためにこのくらい太い尿道が必要でしょう(;一_一)
麻布大学の渡邊先生が提唱されている新しい術式ですが、この方法だとホントにどこを切ったの?というくらい術創もキレイです。
気持ちよくトイレできるようになってよかったねヽ(^o^)丿詳しくはこちらをどうぞ!
フルフル
2015.08.27


2015.08.26
大きな学会だと、各企業さんが薬や本、医療器具を展示していて紹介してくれます。時々、新しい情報に触れれることもあるので、講義の合間に行くことが多いです。
この前の学会のとき、自分は以前より欲しかった鉗子を買っていただきました。講義以外にもこういう場を有効利用して、診療を洗練していきたいです。 二宮
2015.08.25

2015.08.24


もぞもぞ…

ぴょこん☆
