2016.02.08
最近ショッピングモールなどでも専用のコーナーが出来てますよね・・・!
先日小倉で満喫してきました(´>ω∂`)
なんのことかって?
バレンタインですよ~ヽ(´▽`)/
この時期しかお目見えしない店舗もあって、楽しみな時期でもありますヽ(*´∀`)ノ
男性陣はちょっとそわそわする日でもありますね(笑)
人間には甘くて美味しいチョコレート。
動物さんには厳禁ですよ!
年に数件はチョコレートを誤食してしまう事件が発生しますΣ(゚д゚;)
万が一、食べてしまったときは病院へ。
カバンの中や、届きそうな場所に置くのも気をつけてくださいね~!
アッキーでした
2016.02.06
木曜日午後は隔週で手術日にさせて頂いてます。その時間帯は休診にさせていただいてます。いつもご理解、ご協力ありがとうございます( ̄^ ̄)ゞ
通常の日の、お昼の手術時間内で終わりそうにない大きい手術を大事に行うために始まったこの試みですが、毎回けっこうな大手術が入ってきて(そして直前で緊急手術が飛び込んできたりして)すごいなーと毎回感心しきりです。
一般的に『大手術』というと、難しい部位の難しい手術を指して言うことほとんどですが、フルサワの場合、大きなワンちゃんの大きなものを摘出することの方が多いような気がします(;一_一)
パルで一番のちび太だというのに、大型犬やグラマーなワンちゃんの大きな腫瘍に遭遇することがなぜか多いのです。
(今回の手術は、すでに肺転移があるが元の腫瘍が大きすぎて破裂しそうなのでレスキュー的に切除したり、本来なら断脚が根治手術だけど足を何とか残したい、という目的の『減容積手術』になります。がんにお詳しいその筋の方、同業の先生方、暖かい眼で見守ってやってください)
ひとりめはゴールデンレトリバーの5歳の女の子。
左の脇の下に10㎝超の腫瘍があります。いまにも破裂しそうです!!
右の3D CTでは紫が腫瘍、緑が腫瘍へつづく大きな血管です。
根治手術を行うとしたら腫瘍の下の肋骨、肋間筋ごと切除すべきですが、すでに肺転移がありますので腫瘍のみの切除(緩和治療目的)を行うことにしました。
(血が苦手な方はこれから下の画像は目をつぶってとばしちゃってください)
CTに描出されている大血管以外にもたくさんの細かい栄養血管が腫瘍につながってます(>_<)
ひとつひとつ血管をシールして腫瘍を切り離していきます。
取れました。
胸筋ごと切除したので、下の肋骨が見えてます。
摘出した腫瘍に割面を入れてみると血だらけです。血管の豊富な腫瘍でしたので、破裂したら大出血を起こしていたことでしょう。
この摘出した腫瘍を病理検査に出して、がんの種類がようやく判明しました。
軟部組織肉腫GⅡでした。
コア生検、針生検で診断がつきにくいことがある腫瘍です。
サードオピニオンで当院にいらしゃった方でしたが、前に診ていただいた先生の針生検でも細胞診の診断がつかず、当院でCT検査時に行ったコア生検でも診断がつかず病理の先生のお手を大変煩わせてしまいました。しかし病理の先生のアドバイス(腫瘍丸ごと検査に出すこと)と、飼い主さんの手術を決断する勇気により正確な診断ができました。
軟部組織肉腫GⅡでの転移の可能性は7%と言われています。
今度はかかとにできた軟部組織肉腫GⅠです
GⅠでも軟部組織肉腫は腫瘍摘出部周囲の再発が多いので、根治を狙うなら断脚なのでしょうが、肝臓が悪く、14歳という高齢で、そしてなによりたいへんグラマーな女の子なので足が一本無くなっちゃうと歩くのに大変苦労することが目に見えてます。
飼い主さんと話し合った結果、足を温存しつつなるべく腫瘍を大きく切除してみようということになりました。
ちなみにこの子は針生検で診断がつきました。
手術開始です。
可能な限り大きく切除します。
腫瘍切除後です。
アキレス腱ごしに向こうが見えてますね…..
これホントに皮膚が元どうりになるのかしらと心配されると思いますが(・。・;
皮膚くっつきましたヽ(^o^)丿
術後3週間目の画像です。かかと部分の炎症が治るのにもうすこしかかりますが、ここまで綺麗になったらもうご自宅でのケアのみで大丈夫でしょう。心配していた歩行にも問題はないそうです。
フルフル
2016.02.05
いつも待ち時間が長くて申し訳ありません。
待合室の雑誌を楽しみにしていらっしゃる、そしてとくに猫好きのあなたへ、雑誌『ねこ自身』持ってきました(^O^)/
女性自身の猫バージョンだそうです…..
フルフル
2016.02.04
こんにちは! 久しぶりにミシンを出してきたら押さえの部分のおろし方を思い出せず10分ほど苦戦したハマーです(´Д` ) ボビンの巻き方も思い出せずに結果始めるのに30分かかってしまいました。
さて、今回はネコちゃんなんですが…… 多頭飼いのお家での長老:ミースケちゃんと 一番若者:うずらちゃんの紹介です!
うずらちゃんは長老でおっとりなミースケちゃんが大好き♥ ミースケちゃんも優しく、くっついてても怒ったりしません。
なんとこの二人、年の差は約20歳‼︎‼︎*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)’・*:.。. .。.:*・゜゚・*
すごいですよね〜。 そこまで差があるともう親気分なのかもしれませんねw そしてうずらちゃんが着ているこのお洋服、お母さんの手作りだそう。
2016.02.03




2016.02.02



2016.02.01
遅くなってすみません、2月の獣医師出勤表です。
※2/4、2/18は半日手術集中日のため、2/25は全体会議のため午後休診とさせて頂きます。
※学会出席や日曜日勤務の関係で出勤が不規則になっています。詳しくは当院までお問い合わせ下さい。
※当院でできること『内視鏡検査』『一般診療』を更新いたしました!
2016.02.01
2016.02.01
先週の土日は不在でご迷惑をおかけしました。お休みをいただいて、大阪で開催されたがん学会に行ってきました。
夜明け前に折尾駅から出発です!
会場は見渡す限り、獣医師だらけ(゜o゜)
今回はどちらかというと外科系の講演が多かったので、宮本先生はパルにお留守番でわたしひとりで参加です。
それぞれの施設による縦隔腫瘍の切除方法の違いや、一般口演、臨床研究などさまざまな発表がありましたが、いちばん記憶に残ったのは『腫瘍診療の落とし穴』
どんな大病院でも大学病院でも診断と治療に苦慮することはあるようで、お腹の中ほとんどいっぱいにしこりを作る黒色真菌症(カビです)、抗がん剤治療中の細菌や真菌による感染、がん治療中に全く違うほかのがんが発生してしまった子、最近CTを行う病院が増えたおかげで見つかる機会の増えた、無症状性の門脈体循環シャントを抱えている子への抗がん剤投与の難しさ、MCUP(原発不明の転移性がん)などなどの報告がありました。
MCUPは人間にもよく発生し、ヒトでは7番目に多いがんと言われているそうです。
亡くなられた後の解剖でも、70%の方でまったくがんの原発巣が見つからないらしく診断治療にたいへん苦労するようです。
日曜日はNYのアニマルメディカルセンターのDr.Chick Weisseによるインターベンショナル腫瘍学(難治症例に対するステントや、尿管尿道カテーテル、抗がん剤の血管カテーテルを用いた動脈内注入法)等の最新の治療法の紹介がありました。
画像は3年前に完成したアニマルメディカルセンターの手術室!
宇宙船のコックピットではありません。
Dr.は、あくまでこの治療は根治困難ながん患者さんへの緩和治療ですよ、と念押しして講演されてました。でも、アメリカでも愛する自分の犬や猫に最後まで人生を楽しんでほしいと思うのは同じのようで、たくさんの飼い主さんがDr.のもとへ治療に来られています。
今すぐ自分のところで実現できる治療ばかりではないのですが、ステントやカテーテルを利用して重度の排尿排便困難から患者さんを救う方法として、今後取り入れていきたいと考えてます。
最後にDr.の素敵なお顔を(^o^)/
フルフル